突然ですが皆さんは「味噌汁で一番好きなのは何汁?」かと聞かれたら、何汁と答えますか?
オイラは間違いなく「納豆汁」と答えます(反則かな?)
納豆汁なんてご存知だとは思いますが、オイラの田舎の「納豆汁」はちょっと変わっています(本当かな?)
郷土料理なんだと思いますが、家々で作り方や材料などが違うようです
田舎に帰った時にしか食べれない、絶品の味
どうしても食べたくなるのですが、東京で材料を揃えて作るのはなかなかの至難の業
しかし折角なので大好評のレシピシリーズの中に加えておきたいと思います。
~~~ 「秘伝の納豆汁」のレシピ(材料はあるもので、しかもなんちゃってバージョン) ~~~
材料
からとり(芋がら)、もだし(ナラタケ)(なめこ)、山菜(わらびなど)、豆腐、こんにゃく、ネギ、納豆、味噌、酒粕、だし
手順
1、からとり,もだしの下処理をする。(1日ほどかかります)
2、納豆をすり鉢ですり潰します。
3、1のからとりと山菜は3~4㎝、豆腐,こんにゃくは一口大にしておきます。
4、ネギは薬味用に刻んでおきます。
5、鍋に適量のお湯を沸かし、そこに3ともだし(なめこ)を入れて煮ます。アクが出るようならすくい取りましょう。
6、5を弱火にしてだしを入れ、味噌,酒粕を1対1の割合で適量と、2を混ぜ入れ溶かしたら出来上がりです。
アドバイス
1、からとりは一晩水に浸けて、その後5回ぐらい水を替えて「戻し」ます。もだしは生ならサッとゆがいてから丁寧に洗っておき、塩漬けならこれまた一晩位水で戻しておき(ひとつまみ塩を入れると良いとも言います)最後に水洗いしておきます。面倒だし手に入り辛いので『なめこ』で代用しました。(からとりも手に入りずらいですね)
2、出来るだけ丁寧に糸をひかないように粒が無くなるまで磨り潰します。すり鉢で擂ったものの方が断然美味しいです。また、納豆は多い方が美味しいです。家では味噌1:酒粕1:納豆2~3は入れています。
3、山菜も下処理の必要なものもありますね今回は山菜ミックス水煮を使う予定でしたが手に入らなかったので写真の納豆汁には山菜は入っていません
4、オイラはネギ好きなので大量に刻みますが、お好みでどうぞ
5、適当に煮てみましょう
6、納豆をそのままお湯に入れるとダマになってしまいます味噌と酒粕、納豆を混ぜてダマにならない様にコシながら溶かすと良いでしょう。
地域によっては材料を工夫したり、また材料が全部揃わなくてもちゃんと美味しいと思います
薬味にネギを装って食べてみてください。2日目が美味しいですよ
おかずいらずの納豆汁
一度お試しあれ~
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