中央区小舟町『富士銀行創業の地』

歴史・由来の立て札

久しぶりの立て札ご紹介となります

中央区の小舟町交差点付近にある『みずほ銀行 小舟町支店』の右側の植込みに記念碑がありましたのでご報告いたします

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『富士銀行創業の地』

明治13年1月1日(1880年) 合本安田銀行(現在の富士銀行)はこの地で開業しました。

明治45年1912年当時の安田銀行本店の写真画もありました。(大正元年ですね

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もとは「富士銀行 小舟町支店」でしたが、2002年4月に富士銀・第一勧銀・興銀が合併して「みずほ銀行 小舟町支店」となりました。

『明治の幕開けとともに、 安田銀行を創業し、 育て上げた善次郎』

元治元年(1864年)、25歳の若い創業者・安田善次郎は、25両の資本で、日本橋人形町通り(現在の中央区堀留町)に乾物兼両替店「安田屋」を開業しました。
2年後の慶応2年、日本橋小舟町に移って「安田商店」と改称。善次郎は発足したばかりでまだ信用力のない明治新政府の不換紙幣や公債を率先して引き受け、その流通に積極的に協力します。その結果、安田商店の業績は大いに伸び、高い信用を得ることに成功しました。幕末・維新の動乱の中で、本格的な両替商としての地位を築いていくことになったのです。
明治13年(1880年)、安田商店を合本安田銀行に改組、資本金20万円、従業員31人、店鋪数3の銀行業として、ここから富士銀行118年の歴史が始まります。
銀行家・善次郎は「社会、国家の発展のためには、公共的事業が不可欠である」という使命感を生涯を通して貫き通し、築港や鉄道などの大規模な公共事業に積極的に資金を提供しました。これが東京市や大阪市など地方自治体の信頼獲得につながり、のちの「公金の富士」の名声を築く基盤となっていったのです。
(富士銀行の歩みより)

以前放送されていた、NHK連続テレビ小説の『あさが来た』でも、銀行創設の難しさや、当時の壮絶な出来事などが描かれていましたが、重なって見得るようです

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