『神田松枝町』岩本町三丁目交差点付近

歴史・由来の立て札

岩本町三丁目交差点付近に立札がありましたので紹介してみたいと思います

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この界隈は、昭和四十年代のはじめまで神田松枝町(かんだまつえだちょう)と呼ばれていました。

松枝なので松に関係があるのかというと…植物の松ではなく、江戸城の大奥にいた「松ヶ枝」という老女中の名に関係があるようです。

よほど有能な方だったのか、屋敷地としてこの一帯の土地が与えられ、宝永二年(1705年)ころから町の呼び名になったようです。
明治2年(1869年)には神田松枝町、神田小泉町、松下町一丁目代地などが併せられて「神田松枝町」となりました。

旧松枝町あたりを中心にして、江戸のころまで、「お玉が池」という広大な池だった様です。

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岩本町三丁目交差点付近

この界隈には北辰一刀流の千葉道場もあったとの事でしたので、幕末には坂本龍馬なども歩いていた事でしょうね

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