年始頃の話ですが、会社の帰りにお酒を飲み、終電前には何とか帰宅しました…
夜も遅いのでさっさと寝る準備をしつつ、何気なく洗面台の下を覗いてみると、何だか様子が変…
何と床が水浸しになっているではありませんか
その場は取り敢えず真夜中という事もあり、水受けタンクの水を抜き、酔いと眠気に耐えつつ掃除をして寝る事に…
更に数週間後、気になって覗いてみると…
あっちゃ~またもや水浸し
このままでは毎週のように水抜きしなくてはならなくなってしまいます
そこで、洗面台の説明書を探し出し、メーカーに問い合わせてみる事に…
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洗面台のシャワーホースを交換してみました
現在の家に住むようになって十数年、シャワーヘッドを抜き差ししたりして酷使した結果、シャワーホース内部が劣化して水漏れが発生していたようです
そして、この洗面台の構造がワンタッチジョイント方式(後述します)という方式なので、自分でも交換できるとの事
ならばという事で、自分で交換してみる事にしました
また交換しなければならなくなった時の為に、備忘録として残しておきたいと思います
メーカーの方にシャワーホースの型番を教えていただき、ポチッとしました
型番CQ853B03KZZ
シャワーホース、アダプター(必要な場合のみ使用)、シャワーホースストッパー、交換手順書が入っています
交換前に工具なども準備します
説明書にはマイナスドライバー、プライヤー、モンキーレンチ(19㎜)、バケツ、柔らかい布、メジャーを準備するように書いていましたが、プライヤーとモンキーレンチは今回は必要になりませんでした
では、さっそく交換手順を記していきます
10日程前に水抜きしたのすが、既に半分以上溜まっています
結構な勢いで水漏れしていたようです
まずは備品などが紛失しないように排水栓を閉めます
マイナスドライバーで止水栓の水量調節弁を右回りに回して湯側・水側共に閉めます。
水受けタンクに溜まっている水を抜いてから、水受けタンクを外します
水受けタンクはネジに引っかかっているので、上手くずらして外します。
シャワーホースの水がキャビネット内にこぼれないように、バケツや雑巾などで受けましょう
説明書の手順ではシャワーホースストッパーを取り外すのですが、我が家の洗面台には付いていませんでした
念の為、ホースが引っかかる部分までの長さを測ってみましたが、シャワーホース交換後に同じ位置に取り付ける為なので、元々付いていない事もあり最後まで必要になりませんでした
シャワーホース内の水がこぼれるので、バケツや雑巾などをシャワーホースの下に準備します
こちらが前述したワンタッチジョイント
スライダー部分を下げて、ワンタッチジョイントを下に引き抜きます
この時、水が水栓本体側から流れ出るので注意ホース内にも残っている水があるので注意しましょう
シャワーホースの金属部分をつかみ、ワンタッチジョイント(プラスチック部分)を左回りに回して外します
外すとシャワーホースに残っていた水が噴き出てくるので気をつけましょう
ワンタッチジョイントを外した状態
シャワーホルダーに収めた状態で、シャワーヘッドを左に回して外さない程度に緩めます
シャワーヘッドごとシャワーホルダーから抜き、シャワーホースを引き抜きます
多少引っ掛かりがあるかもしれませんが、抜き差ししながら抜き出します
だいたいこの辺りが作業の折り返し地点となります
ここからは新しいシャワーホースに替えて元に戻すだけ
交換用のシャワーホースを袋から出して、真っすぐに伸ばしておきます
シャワーヘッドを交換用のシャワーホースに取り付け、シャワーホースをシャワーホルダーに挿入します
ここでも引っ掛かる場合があるので、抜き差ししながら押し込んでいきます
シャワーヘッドをシャワーホルダーに収めた状態で、シャワーヘッドを右に回してしっかり締めます
締めたらシャワーヘッドを今一度引っ張り出し、抜き差ししながらホースのねじれを解消してシャワーヘッドホルダーに戻します
シャワーホースの金属部分をつかみ、ワンタッチジョイントを右回りに回して取り付けます
ワンタッチジョイントのスライダー部分(オレンジ部分)を下げながら水栓本体側に差し込みます
取り付けたらスライダー部分を上げ、カラン本体に確実に取りついているか確認します
カチッと音がします
我が家の洗面台にはシャワーホースストッパーは付いていなかったので、このまま水受けタンクを元に戻します
シャワーホースを水受けタンクに納めてから、ネジに水受けタンクを引っ掛けて元の位置に戻します
シャワーヘッドを引き出して戻した時に、シャワーホースが水受けタンク内にちゃんと戻る事を確認します
マイナスドライバーで止水栓の水量調節弁を左回りに回し、湯側・水側共に開けます
湯側・水側共に吐水量を確認しながら調整しましょう
・水栓本体とシャワーホースの接続部分に水漏れが無いか?
・シャワーホースがスムーズに動くか?
・キャビネット内のシャワーホースが、水受けタンク内に上手く納まるか?
・ガタつきなどが無いか?
最後に排水栓を開けて完了です
こちらが今回使わなかったシャワーホースストッパーとワンタッチジョイントアダプタ
工具などが揃っていれば、所要時間は1時間もかからないと思います
実際に今回の作業時間は、写真撮影を含めて40分程でした
特に難しい作業は無かったと思います
業者にお願いすれば結構な金額になると思われますが、今回は部品代(定価8200(税別))のみで交換する事が出来ました
大洪水になる前に、お宅の洗面台のキャビネットも確認してみてはいかがですか?
最後までご覧いただきましてありがとうございましたm(__)m
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